1.勉強内容
私は、大学4年生の時に臨地実習を4週間経験しました。
臨地実習前に、事前学習レポート提出で何か食種についての理解を深めるため、
勉強してくるようにと受け入れ先の管理栄養士さんから通達がありました。
えっ、、、この一文が課題の内容で自習勉強が求められていると感じました。
そして、自分なりに必要な勉強として、なにが一番重要か考えた結果、多くの食種がある中で
【糖尿病】を選びました。
勉強内容
糖尿病とは、膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌されるインスリンの作用不足で起こる代謝障害で慢性的な高血糖となる。
インスリンとは、グルコースの適正な代謝をコントロールし、血糖を一定のレベルに保つ血糖調整に大きく関与する膵臓から分泌される。また、インスリンは、血糖値を下げる唯一のホルモンである。インスリンの分泌が低下したり、分泌は正常でも末梢組織での作用がブロックされたりすると末梢組織はグルコース(糖)の適切な利用及び溜まった分の貯蔵ができず、グルコースが血液中に必要以上に増加することが糖尿病という。
予防策は、栄養状態の改善には血糖を正常値にコントロールし、高血糖に伴う症状や代謝性合併症を予防することである。主な症状としては、口渇や多飲、多尿、体重減少、易疲労感があげられる。
糖尿病種類:4種
①1型糖尿病:自己免疫性、突発性
②2型糖尿病:インスリン分泌低下またはインスリン抵抗性がある。(遺伝因子及び過食、運動不足なのどの生活習慣、肥満)
③その他:膵疾患、内分泌疾患、肝疾患、遺伝子異常
④妊娠糖尿病:妊娠(妊娠を機に糖代謝異常が顕在化)
食事療法方針
①適切なエネルギーを摂取し、栄養素のバランスをとる。
②ビタミンやミネラルを十分にとる。
③食物繊維を多くとる(水溶性食物繊維は血糖上昇を緩やかにし、コレステロールから排出される胆汁酸を対外に排泄することで、コレステロールを低下させる:野菜1日350g)
④n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取増やす
⑤禁酒:1日の上限量25g 例)ビール500ml(中瓶1本)、日本酒180ml(1合)
総エネルギー摂取量を設定する
総エネルギー摂取量(kcal/日)=標準体重×エネルギー係数(kcal/㎏)
標準体重の目安は、各栄養量を決めることは
炭水化物50~60%、たんぱく質20%以下を目安とし、脂質は25%を超える場合は多価不飽和脂肪酸を増やすなど脂肪酸組成に配慮する。食塩は男性7.5g/日未満、女性6.5g/日未満、食物繊維は20g/日以上の摂取を促す。
これで課題レポートは以上です
この課題を提出後、多くの質問やこの文章の根拠は何か深堀することをご指導いただきました。
どんな深堀学習をしていったかは新たに投稿を予定してます。
良かったらそちらもご覧ください。
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